京都府の日本海側にある町、宮津市に『天橋立』(あまのはしだて)がある。
宮城県の『松島』、広島県の『宮島』と並ぶ日本三景の一つだ。
天橋立は、幅が約20~170m、全長が約3.6kmの砂州に約5000本もの松の木が生い茂る世界的にも珍しい地形で、何千年もの歳月をかけて自然がつくりだした神秘の造形である。
天橋立では、展望台からの眺めはもちろん、天橋立の中を散策したり、観光船にのったり海水浴場で泳いだりと自然を感じることができる楽しみ方がたくさんある。
近くには別名「文殊堂」とも呼ばれる知恵の神様が祭られている、知恩寺が鎮座している大同3年(808)の創建の歴史のあるお寺で、この寺に安置されている秘仏の文殊菩薩は「三人寄れば文殊の知恵」ということわざの由来になったと言われている。
境内には本堂をはじめ歴史的な建築物も多くある。
展望台のある『天橋立ビューランド』へはリフトを利用して約6分で到着する。
ここから「股のぞき」した時の眺めは、天橋立が天に舞う龍のように見えることから「飛龍観」と呼ばれている。
山上には、観覧車やサイクルカーなどがある遊園地になっており、小さな子供からお年寄りまで楽しむことができる。
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