ナンシーの鉄道駅からスタニラス通りを歩くと町の中心であるスタニスラス広到着する。
その北側に位置するルイ15世の栄光を語るレリーフや碑文が装飾された凱旋門を潜ると、世界遺産のカリエール広場へ続いている。
スタニスラス広場・アリアンス広場とともに世界遺産を大人する広場だ。
スタニスラス広場のような豪華さとは対照的で、飾り気はないが、南北に細長い作りで手入れの行き届いた美しい広場だ。
カリエール広場の起源は16世紀。
当時はこの場所で、馬上槍試合が行われていて、広場の名前は、カリエール=競技場という意味に由来している。
広場の北側にはロレーヌ官邸やロレーヌ公宮殿があり、ロレーヌ公宮殿は、ロレーヌ歴史博物館となっている。バロック式の建物で有名だ。
スタニスラス広場と同様、中世の旧市街と16~17世紀の新市街を統一する都市計画の一部。
広い道路の左右の並木がや高さとも綺麗に揃えて剪定されており、まるで絵に描いたような景色。ぜひこの景観を堪能していただきたい。
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