黒部ダムがあるのは3000m級の山々が連なる富山県立山町で、長野県との県境近く。
中部山岳国立公園内を横断する立山黒部アルペンルートにある。
ダムの高さは186m、横幅が492mで日本一の大きさを誇る巨大な建造物である。
初夏から秋にかけては観光放水が行われ、毎秒10t以上の水量が流れ落ちる圧巻な景色を楽しむことができる。
黒部ダムの見どころで一番の人気が観光放水。
毎秒10t(トン)以上の水が日本一の高さから噴き上げる放水は迫力満点。
ダムの総貯水量は2億立方メートル(東京ドーム160杯分)を誇る。
貯水されている黒部湖では遊覧船が運行されており、メラルドグリーンに輝く湖面から黒部峡谷の雄大な景色が一望できる。
人が立ち入ること自体が困難であった秘境にあった為、建設当時は事故が多々あり黒部ダムの工事によって171名もの方々が犠牲になった。
その方々の殉職者慰霊碑がダムの右岸に掲げられている。
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